日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -

02, 石橋廃寺跡出土品

ボランティアにより発掘

石橋廃寺跡出土品は、全国的に見ても珍しい、延べ約4000人のボランティアによる発掘調査により出土した資料です。白鳳期から奈良時代前期のもので、人物絵瓦1点、円形硯破片2点、単弁8弁蓮華文軒丸瓦1点、重圏文軒丸瓦破片2点の計4点が出土しました。指定以外にもたくさんの布目瓦、須恵器などの破片があり、1万点以上の資料が国府町の考古資料等収蔵庫に保管されています。

石橋廃寺跡出土品の写真その1
石橋廃寺跡出土品の写真その1

遺物では、人物戯画が線刻された平瓦や円面硯、飛騨地方で初の出土となった畿内産土器などが知られます。畿内産土器とは、日本各地の官衙や寺院などから出土する都で作られた土器のことで、都と地方との関係を示しています。石橋廃寺跡の塔心礎と出土品は、高山市指定文化財となっています。

石橋廃寺跡出土品の写真その2
石橋廃寺跡出土品の写真その2

41の構成文化財