日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -

03, 光寿庵跡

多くの瓦が出土した寺の跡

高山市国府町上広瀬の諏訪神社北方の山中、上広瀬字屋舗一体に光寿庵跡があります。長野県王滝村資料館にある鰐口の銘文に、光寿庵のことであると思われる記載があることから、少なくとも永享8(1436)年まで現存していたと考えられています。

光寿庵跡の写真その1
光寿庵跡の写真その1

字屋舗では、後世の寺院関係の遺構ともいえる土門や古道が発見されています。光寿庵跡からは、古くは礎石が5つ発見され、軒丸瓦、軒平瓦及び白鳳期の戯画瓦などの遺物が採集されています。

上広瀬地区は、越中街道の西街道と東街道の分岐点にありました。奈良時代、山麓の石橋廃寺跡(広瀬町)は下寺、光寿庵跡は上寺の関係だったと考えられています。

光寿庵跡の写真その2
光寿庵跡の写真その2

41の構成文化財