日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -

11, 熊野神社本殿

飛騨の神社建築を今に伝える

もとは飛騨安国寺の鎮守で、創建は室町末期と推定されています。優美な姿が印象的な荒城神社本殿、この地方の総社として広く崇敬されてきた阿多由太神社本殿の流れを汲み、飛騨地方の神社建築の流れを知るうえで重要な建造物です。

本殿は一間社流見世棚造になっており、正面向拝の柱上に向かい合わせで木鼻を飾るなど、細部にまで優れた技法が取り入れられています。柿板葺きの屋根に古いものが残っているのも特徴で、市内に現存する本殿建築では最古のものです。

熊野神社本殿の写真
熊野神社本殿の写真

41の構成文化財