日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -

25, 法華寺番神堂

力強い虹梁の彫りに注目

高山城3代目城主の金森重頼が、九州から配流されてこの地で亡くなった加藤光正の霊を哀れみ、1632年に城内の建物を移したと伝えられる法華寺本堂。

法華寺番神堂の写真その1
法華寺番神堂の写真その1

その法華寺本堂横に位置し、広い池庭にかかる石製の太鼓橋を渡って石段を上がると、正面に番神堂の建物があります。この番神堂は入母屋造りで、正面に唐破風を設けています。

法華寺番神堂の写真その2
法華寺番神堂の写真その2

内部は奥行1間の上段に五連の厨子が設けられ、庚申様、稲荷、釈迦牟尼仏、鬼子母神、加藤清正像などが祀られています。これは安永6(1777)年に上棟の祈祷殿との関係が考えられます。また、享和2(1802)年には五番神を堂内に祀っているとあり、法華守護の五神と考えられます。

法華寺番神堂の写真その3
法華寺番神堂の写真その3

高山市の文化財にも指定されている法華寺番神堂は、勢いよく力強い虹梁の彫りと、上の龍の彫刻などが見どころです。

法華寺番神堂の写真その4
法華寺番神堂の写真その4

41の構成文化財