日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年 -

27, 吉島家住宅

水間一門の流れを汲む

四代目水間相模に師事した西田伊三郎によって、明治40(1907)年に建てられた町家建築です。

吉島家住宅の写真その1
吉島家住宅の写真その1

土間の吹抜けの梁は、木の美しさが際立つように高い技術によって加工され、大黒柱を中心に、束と梁の整然とした構成が目を引きます。高窓からの光線を巧みに取り入れて、屋内の柱や鏡戸の木目を引き立たせています。伝統に基づいており、全体的に簡素な美しさが持ち味です。

吉島家住宅の写真その2
吉島家住宅の写真その2

日下部家が男性的な建物であるのに対し、吉島家は建物の隅々まで神経の行き届いた繊細さと、女性的な美しさがある建物といわれます。

吉島家住宅の写真その3
吉島家住宅の写真その3

高山における町家建築では特に優れたものとされ、国の重要文化財に指定されています。また、国府地域にある清峯寺観音堂も西田伊三郎の作です。

吉島家住宅の写真その4
吉島家住宅の写真その4

41の構成文化財